オイルのお話をさせて頂きます
オイル交換とは主にクルマのエンジンオイル交換を意味します
交換サイクルは人それぞれですが、だいたい半年に一回もしくは5000km位に一回で交換すると思います
ただドイツ車は20000km無交換OK?のタフな条件もありますが、日本車のオイル交換サイクルは3000~5000kmもしくは半年に一回で大丈夫だと思います
(というか2万kmも走ればオイルがかなり減ると思うのですが、、、)
オイルはピストンやエンジンパーツを保護する為の物です
金属同士の摩擦を軽減する為に潤滑、冷却させるモノですね
粘土に関してですが、
馬力のあるターボ車には固めのオイル
エコカーや軽自動車は柔らかめのオイル
普通車は中間の硬さのオイルがいいと思います
あと、オイル粘土の10W-40とは??
10W の「W」とは冬場の WINTER の頭文字を取ったもので、冬場のオイルの粘りけを「10」という単位で表しています
この数字の数が小さければ小さいほど低温時にサラサラした「粘度の低い」オイルとなります
ハイフン後の「40」という右側数字の意味は、夏場の高温側の粘度を表す数字で、この数字が大きければ大きいほど高温時におけるオイルの粘りけが強い「粘度の高い」オイルとなります
日本で使用するのであれば10Wで充分です
参考までに 5W-50 など、低温側の数字が小さく、高温側の数字の大きいオイルのことを「ワイドレンジ」と呼んでいます
冬も夏も両方使用できるオイルなのですが、出来れば半年に一度の交換なのでそんなにワイドレンジの高価なオイルを選ばなくても大丈夫だと思います
低温側粘度が低ければ(0W や 5W)寒冷地でのエンジン始動性に優れたオイルとなり、高温側粘度が高ければ(40 や 50)夏場の渋滞などの高温時にも耐えるオイルということになります
ではオイルグレードは???
これもピンキリです
1Lで1万円以上する超高価なオイルもあれば、軽トラック用オイルは4Lで1000円のもあります
グレードは主に3種類あります
鉱物油
半化学合成油
全合成油
です
まず鉱物油のイメージですが、性能は低く、低価格で、かなりの高熱が加わるとなかなか性能が元に戻りません
ようは使い捨てのイメージです
全合成油はかなりの高熱が加わってもオイルの粘土潤滑性能を維持してくれます
性能が元に戻りやすいイメージです
その替り、価格はかなり高価です
半化学合成油はこれらの中間のイメージです
オイルというモノはその特性上、理想的なのはクルマを一回走らせるごとにオイル交換をするのが一番エンジンにとっていいのですが、有り余るだけのお金があればそれもいいのですが、なかなかそうはいきません
これらを取りまとめると、お金とオイル性能のいいとこ取りが、半化学合成油です
ご自分のクルマを大事にしている方は全合成油
クルマが壊れたら終わりという方には鉱物油で
会社通勤用マイカー的な使い方であれば半合成油がおススメです
オイルは少しずつ減っていくものなので、やはり半年に一度位は交換し、安全で安心なドライブを楽しみましょう