今回はアースイングについてです
クルマのアースイングチューン、聞いた事はありますでしょうか?
アースィング、アーシング、色々呼び方はありますがどれも同じです
効能は端的に言いますと、
クルマの車体、バッテリー、フレーム、配線等の
電気の通りを良くするチューンの事です
それによりライト光量アップ、加速が良くなった、燃費が良くなった、等々
さまざまな言い事づくめのチューンです
ただ、最近のクルマはその電気の通りを良くしたからと言って、
劇的に良くなる事はないらしいです
少し古いクルマに施しても
あくまでも気持ち的な?チューンと考えた方がいいと思います
??ちょっと加速が良くなったかな?程度です
明るくなったからライトバルブが切れやすくなった?等の
副産物的な話も聞きますが、
単にそれはライトバルブに適正な電気が流れ、
適正な光量に戻った結果、たまたま切れただけです
バルブに今までは少ししか電気が流れてなかったのが、
適量流れた だけです
(アースィングはこんな感じでお考え下さい)
方法としてはクルマのバッテリーのマイナス端子から色々な箇所にケーブルで繋げるだけです
注意点はケーブルは低抵抗であれば有る程良い
ケーブルは太ければ太い程良い
バッテリーのマイナス端子からのケーブル長は短ければ短い程良い
です
低抵抗:
ピンキリです。ホームセンターやクルマ屋さんで買える物で充分です。
恐ろしく高額な物もありますが、クルマ屋さんのアースィングキットで充分です。
太さ:
理論的には太ければ太い程、電気の通りがいいのですが、
例えば38スケアくらいの電線並みの太さだと、重量がすっごくかさんできます。
出来ない事はないですが、、、
当方は昔、22スケアくらいの太~い電線ケーブルをアースィングとして
つないだ事があります、、、当時はバカな事をやっておったと後悔しております
この時のデメリットは22スケアの電線でさえすごく重いんですよね、、、
一応マイナス端子から各部へつないだんですが、
電線の重量がかなり重くなった苦い思い出があります。
効果としてはライトがかなり明るくなりました
(その後、バルブが切れましたがバルブ新品交換後、明るく快調でした)
燃費はリッター12→14km位になりました
そして耐熱ケーブルではない普通のケーブルを平気で使ってました。。。
今考えるととんでもないです、、、へたすればケーブルの被服が燃えちゃいます
絶対に耐熱ケーブルを選んで下さい
出来れば100℃以上の耐熱を選んだ方がベストです
あとたいてい売ってるアースィングは8スケアです
コストパフォーマンス的にもこの太さで充分だと思います
距離:
これはバッテリーのマイナス端子から各部へつなぐ配線をなるべくでいいので
短くした方がいいです。
配線は短ければ短い程、電気抵抗のロスが減るからです
あとクルマ屋さんのアースィングキットは高くて手が出せない方は
ホームセンターで電線ケーブルを切り売りしているのでそちらを使ってはいかがでしょうか?
注意点は先程の通り、耐熱性です
高ければネット通販という手もあります
一連の流れですが、
配線を用意する
両端の被服を剥く
配線両端に丸型の圧着端子を圧着接続する
バッテリーのマイナス端子に付ける
クルマ車体各部へ付ける
こんな感じです
注意点はマイナスにつないだケーブルは絶対にプラス系統に接触させない事です
ショートしたり、クルマが壊れます
マイナス端子から車体側です
マイナス端子からプラス側は絶対にNGです
あと車体各部への取り付けですが、
車体フレーム、、、くらいですかね
よくエンジンヘッドカバーとかオルタネーターとかへ
つなぐ方がいらっしゃいます
これが要注意なのです
実際にエンジンやヘッドカバー、オルタネーターにつないで、
少し走行した後そのケーブルを触ってみて下さい、、、
びっくりする程、高温になっています
ケーブルは『熱』も通すんですよね、、、
だからエンジンから熱をもらったケーブルの行き先は、、、
→【バッテリーのマイナス端子】です
すぐにはバッテリーは駄目にならないと思いますが、
バッテリーもあまり宜しくないと思います
当方、昔これでバッテリーをダメにした事があります
『アースィングは熱をもらいそうな箇所には繋がない事』
これが最大の注意点です
これらを守って正しくチューンしてやれば、燃費も良く?なり、
お財布にもやさしいクルマになると思います