ブランクキーという物についてお話させて頂きます

ブランクキーとは、

カギ溝が掘られる前のキー(加工前のキー)です


ではどんな時にブランクキーを使うかというと、、、


例えば、純正キーを使用している時に経年劣化で


キーの根本(樹脂部)がポッキリ折れる事が有ります




そんな時には鍵屋さんにて複製キーを作成してもらえば良いのですが

キーレスのユニットも使いたい時に困ります
(確かディーラーでキーレス対応のキーを作成してもらうと全部で数千円掛かると思いましたが、、、)




そんな時に活躍するのが、ブランクキーです
(某オークションだと数百円です)



鍵屋さんやホームセンターにてマスターキーとブランクキーを
持ち込みで掘ってもらえば良いのです
(掘る工賃はだいたい数百円です)


が、近年どこの鍵屋でもホームセンターでも
持ち込みのブランクキー加工はほぼ100%断られます
(数年前はホームセンターでも加工してもらえたのですが、、)


理由を聞くと、
・材質が硬いから
・当社指定の材質ではないから
・出来上がっても保証が出来ないから
・そもそもブランクキー加工費を店としては入力出来ない
・うちはブランクキー持ち込みお断り
・犯罪がらみに巻き込まれるから?


どこのお店もこんな感じで、本当にカギの事で困ったお客様を
崖から突き落とす対応をしてくれます

(ただしネットでは削ってくれるお店もありますが、往復送料&工賃がかかり
すぐにカギが欲しい時にはもってこいとは言えないかもしれません、、、)


そんな時は、、、

自分で削りましょう
(特殊形状、とても複雑な形状ではない限り出来ると思います)
(※確証、保証は出来ませんが、、、)


まずマスターキーをブランクキーに当てて、削る部分箇所を細めのマジックで塗ります

その後はひたすらヤスリやリューターで削ります
(意外と削れます、っていうかブランクキーは鍵屋が言うようにそんなに頑丈?固くはないです)
(ダイヤモンドやオリハルコンじゃあるまいし、リューターがあれば全然削れます)




丁寧にやっても一般のクルマのカギだと1時間くらいで終わります
(特殊な形状、複雑な形状のカギはよくわかりませんが、一般大衆車のカギは
ヤスリ、リューターで1時間以内に削り終わります)




最後はクルマのキーシリンダーに差し込んで、エンジンが掛かる事を確認して終了です


もしもブランクキーがらみで悩んでいらっしゃる方がいましたら、

まずはご自分でヤスリ、リューターで削ってみてはいかがでしょうか?
(もちろん自己責任ですが)


ブランクキー対策はこの方法で意外とイケます